私の作品は題を表記しない「無題」が主となります。作品に題が無いことにより、絵を理解しようと、複雑な疲労感を抱かせてしまうかもしれません。どうぞ、あまり深く考えずに見て頂き、これらの絵から何かを感じて頂ければ幸いです。
幼いころに初めて手にした折り紙があります。その中の単色でも表現力のある美しい一枚一枚は、未だに言語を持たず、私の心に内在しています。私の作品を通じ、皆様の内なる人が色鮮やかに呼び覚まされ、豊かなひと時となれば、これほど嬉しいことはありません。
ギャラリーページの掲載順にこだわらず、ごゆっくりと閲覧ください。 野口義哉